就農留学:未経験者に研修費と住居費を補助、県が今年度から事業開始 /群馬
◇生活困らず夢に近づけた--会社員から転職、1期生の黒沢さん
農業を始めたくても何をすればよいか分からない――。実家が農家でないなどの農業未経験者を対象に、県は今年度から「就農留学」事業を始めた。意欲はあるが農地も栽培ノウハウもないという人たちに、農家での研修費と住居費を補助する。県内外の脱サラ組や団塊の世代をターゲットにし、就農者を確保するのが狙い。1期生で会社員から転職した黒沢肇さん(45)の「留学」現場を訪ねた。【鈴木敦子】
黒沢さんが働くのは、約13ヘクタールの農地で30種類の野菜を栽培する農業生産法人「あずま産直ねっと」(伊勢崎市、松村久子代表)。午前8時ごろに出社し、日中は植え付けや収穫、夕方以降は仕分けや出荷などを担当する。作業が長引けば夜10時ごろまでかかる。
黒沢さんは千葉県出身。北海道大学大学院修士課程(畜産)を中退後、大手食品メーカーに就職し、加工食品の生産管理などに携わった。材料調達のため国内外の農場を見て回ったが、機械に適さない大きさの野菜は廃棄するなど無駄が多い消費者側の都合に疑問を抱き、40歳を機に退社。生産者の視点で農業を取り巻く環境を変えていきたいと考えていたところ、東京でPR活動をしていた県の事業が目にとまった。
今年4月の事業開始を半年前倒しして、昨秋にあずま産直ネットへ。さっそくほうれん草のビニールハウス1棟を任され、水やりのタイミングや温湿度管理の難しさ、雑草や虫食いに悩んだ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000150-mailo-l10
