中国の労務管理(4)
「日系企業が求めるのはどのような人材か?」これは、私達が毎年上海の各大学で行なう日本語科学生に向けた就職セミナーでの最も多い質問です。
新卒生に関していえば日系企業に限らず、成績(特に専攻)が良くまじめで素直、そしてやる気のある人と一律的です。しかし中途採用に関してはその差異がかなり大きくでます。
日本語が流暢、明るい、同業界での経験がある、年齢は○歳ぐらい、やる気がある、即戦力となる優秀な人材。給与予算は相場に準じる。優秀であればいくらでもだしたい。
これは紹介業務の委託時にいただくとても一般的な内容です。しかしこの条件の下、採用に至った候補者を改めて確認すると往往にして条件には基づいていない場合が多数です。書類選考、面接で何が起こっているのでしょうか。
条件に該当しているにも関わらず、選考から外されてしまった理由と市場から見た矛盾点を挙げてみます。
(1) 同業他社の経験者に対して
理由:日系同業他社からの採用はまずい。
市場との矛盾点:非日系企業に日本語人材はいない。非日本語人材のカラーは受け入れられない
(2)やる気がある者に対して
理由:キャリア志向が強く、安定性に欠けると懸念される。
市場との矛盾点:積極的な人間の向上心は一般的に強い
(3)実務経験豊富に対して
理由:転職歴が気になる。年齢が社内バランスにそぐわない。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000037-scn-cn
