【教育】就職有利? 観光系大学の定員急増
ホテルでの接客や海外旅行の添乗など「観光」に関連する人材の育成を掲げる大学が増え、来年4月には40校、入学総定員で4000人を突破する見通しだ。日本を訪れる外国人観光客を1000万人まで増やすと、政府が観光に力を入れ始めたことから、就職に有利との読みも“観光教育熱”の背景にありそうだ。
文部科学省のまとめでは、今年4月時点で「観光」「ツーリズム」「ホスピタリティー(もてなしの心)」などを学部や学科の名前に使ったのは37大学40学科。定員は計3900人と10年前の6倍に急増した。
来年4月には、亜細亜大(東京都武蔵野市)など首都圏の3大学が、観光関連学科を開設する計画。いずれも文科省に届け出るなどしており、実現すれば40大学で計4247人に膨らむ。
急増の背景には「観光立国」の実現に向けた政府の取り組みがある。
政府は平成15年4月、海外に出掛ける日本人に比べ、日本を訪れる外国人が少ないとして外国人観光客を「22年には1000万人」にする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を開始。外国人観光客数は15年の521万人から、19年には835万人と右肩上がりで増えている。
さらに19年6月には観光立国推進基本計画を決定、国内の観光旅行消費額を17年度の24兆円から5年間で30兆円に引き上げるなど新たな目標も掲げた。今年10月には観光庁も発足する。
国土交通省は「これらが実現すれば、観光産業の活性化が見込め、専門的な知識や高い技術を持つ人材への需要が増える」と予想している。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080827-00000101-san-soci
