ミツカン流新人教育 販売研修…商売の厳しさ“味わう”
脇役がなければ主役も引き立たない。映画だけの話ではなく、料理も同じだ。調味料という名脇役を得て、料理も引き立つ。表にたつことの少ない脇役の魅力を消費者にどう伝えるか。このテーマに早くから実地で触れてもらおうと、食酢最大手のミツカングループ本社(愛知県半田市)が取り組んでいるのが、新入社員の販売実習研修だ。彼らは顧客とのやりとりのなかで、ビジネスの奥深さを実感することになる。
4月中旬。すべての新入社員は1人ずつ、東海地方のスーパーに派遣される。業務内容は、1日売り場に立ち試食などを通じてミツカン商品を売り込むことだ。売り場での試食担当の女性専門職とペアを組み、販売にあたる。
販売研修は、十数年続く恒例行事だ。「買う身になってまごころこめてよい品を」と、常に革新を続けるという意味の「脚下照顧に基づく現状否認の実行」の2つの企業理念を実践するためという。人事部の岩橋弘典さん(30)は「商売の楽しさ、厳しさの実感が目的。消費者と直に触れ合う機会を入社早々にもてることが大きい」と、狙いを話す。
店頭に立てば、新人もミツカンの代表。研修前に販売商品の知識を徹底的に学ぶ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000124-san-bus_all
