2006年に神奈川県川崎市のJR高架下トンネル内で、若い女性が刺殺される事件がありました。高架下トンネルの道路は170メートルもあったようです。
誰しも、同じような場所は1カ所くらい思いつくのではないでしょうか。高架下の壁は落書きだらけで、おしっこ臭くて、薄暗くて……。日本はくまなく鉄道が走っているので、全国各地にこういうところがありそうです。この事件を教訓にして、ほかの高架下道路でも電灯や監視カメラの設置などの対策がとられることを期待しています。
今までも、そういうトンネルを通る時、恐怖を感じた経験のある人は少なくないでしょう。でも、そんな人の大半は女性か子ども、そして老人なんです。成年男性だと170メートルくらいのトンネルは何も怖くないんですよね。
対策を検討するべき役所の道路課や土木課のメンバーの大半が“成年男性”なので、実際に犯罪が起こるまで、なかなかその怖さが切実には分からないだろうと思います。別に「男性が女性をいたわっていない」とか「身勝手だ」という話ではなく、「誰にとっても自分が感じないことを想像するのは難しい」という話です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100614-00000042-zdn_mkt-soci
