リストラをテーマにしたNHK土曜ドラマ「君たちに明日はない」(土曜午後9時)が、16日からスタートする。主演の坂口憲二は制作発表会見で、「こんな時代だからこそ、作ることができたドラマ。見てくれるみなさんに勇気を与えられるドラマにしたい」と意気込みを語った。
山本周五郎賞を受賞した垣根涼介の小説「君たちに明日はない」と「借金取りの王子」をドラマ化。“リストラ請負会社”に勤める村上真介(坂口)は、経営が悪化する会社の依頼を受け、社員を退職に追い込んでいく…。
時にリストラ対象者の泣きどころを突き、希望退職に持ち込む村上の姿は冷徹にも見える。「架空の話とはいえ、不況で同じ思いをしている方もいる。ただ、リストラされたからといって死ぬわけじゃない。明日をどういう気持ちで迎えるかが大事。このドラマに出てくるすべての人物がそういう思いを持って生きていると思う」と坂口は言う。自身の“リストラ体験”として、出演していたドラマが打ち切りになったエピソードも披露。「そういう時は本当にしんどい。でもそれを糧に絶対、次こそやってやるという気持ちになった」と明かす。
リストラ候補となる女性管理職を演じた田中美佐子も「20歳の時に作品を掛け持ちして体調を崩し、一本降板させられたことがあった。
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