世界経済に明るい兆しが見え始めている。各国政府が足並みをそろえて打ち出した景気刺激策を発火点とし、生産を中心とした主な経済指標が改善傾向にある。もっとも先進国で高止まりする失業率、雇用不安の懸念材料は消えていない。なかでも日本では、デフレの悪化が企業収益を圧迫し、本格的な景気回復の壁となって立ちはだかる。2010年の金融市場はどう展開し、そして世界や日本経済はどのように動くのか。エコノミスト15人に聞いた。
世界を席巻した金融危機が後退し実体経済に持ち直しの動きが出ていることを背景に、日本経済の10年の国内総生産(GDP)はほとんどがプラス成長予想となった。ただ、成長率は前年比0~1.5%未満が15人のうち9人となり、緩やかな回復にとどまる見通しだ。
米国は2.0~2.5%未満(6人)、欧州は0.5~1.0%未満(7人)との予想が最多で、先進諸国の景気回復は道半ばといえそうだ。一方、中国は10%超を予想するエコノミストもあり、高成長を維持する見通し。各国の景気刺激策効果の息切れリスクが浮上する中、中国など新興国が下支え役を担う世界経済の構図が改めて鮮明となった。
「いったん、日本経済は鈍化する可能性が高い」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091231-00000000-fsi-bus_all
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