牛丼チェーン店「すき家」を展開する外食大手の「ゼンショー」(東京都港区)が女性アルバイト店員(41)を窃盗罪で刑事告訴した騒動。「商品用のご飯を無断でおにぎりにして食べた窃盗にあたる」。こんな理由で企業がアルバイト店員を告訴したと報じられたため、ネット上でも反響を呼んだが、背景には「残業代未払い」を訴えるアルバイト側と、「勤務報告書改竄」を主張する企業側の労使間トラブルがあった。果たして両者の言い分は…。
■告訴内容は“コメ泥棒”!?
「○○さん、地検まで来ていただけませんか?」
3月上旬。「すき家」仙台泉店に勤める女性の元に、仙台地検から電話があった。女性は昨年4月、同じ店で働くアルバイト店員2人とともに、時間外の割増賃金などが不払いだとして、労働基準法違反の疑いで同社を刑事告訴した。この事務手続きなどのため、女性は地検を何度か訪れていた。だから「自分の告訴の件かな」と思い、特に警戒心も抱かずに地検へ向かったという。
しかし、男性検察官が開口一番に告げた言葉は、意外なものだった。
「今日は被害者ではなく、被疑者としてお越しいただきました」
きょとんとする女性を前に、検察官が尋ねた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090503-00000536-san-soci
