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【書評】新型インフル騒動を予知した小説?

広瀬正『ツィス』とは?

今、豚インフルエンザが世界を脅かしている。鳥インフルではなく、今度は豚インフル、しかもメキシコ、アメリカからの襲来という予想外の動きである。

しかし、今後、繰り広げられるであろう「新型インフルエンザ」との闘いをほうふつさせるような小説が、実は40年前に書かれている。それが、この広瀬正の書いた「ツィス」である。

ただし、この小説で猛威をふるうのはウイルスではない、題名にもなっている「ツィス」(=二点嬰ハ音)と呼ばれる騒音である。

現在、集英社文庫で読むことができるこの本の宣伝文句を借りて、その概要を紹介してみよう(いずれも、アマゾン・ドットコムから抜粋して、引用)。

【謎の騒音公害事件が首都圏をパニックに…

突然、謎のツィス音が神奈川県で発生した。やがてそのツィス音は拡大し、首都圏を襲う。未曾有のノイズ災害に襲われた人々の選択とは?

東京近郊の海辺の町で密かにささやかれはじめた奇妙な噂。

謎のツィス音=二点嬰ハ音が絶え間なく、至るところで聴こえるというのだ。

はじめは耳鳴りと思われたこの不快な音はやがて強さを増し、遂に首都圏に波及して、前代未聞の大公害事件に発展していく。

耳障りな音が次第に破壊していく平穏な日常。その時、人びとが選んだ道は?

そして「ツィス」の正体は?

息もつかせぬパニック小説の傑作。】

現在WHO(世界保健機関)では、新型インフルエンザに対する警戒フェーズを1から6までの6段階に区分している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090501-00000041-tsuka-ent


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