■“両極”が同席 今の日本語る
「『エープリルフールじゃないの?』と言われたけれど、私は違和感はない」。論調が正反対とみられている“右”と“左”の雑誌『月刊日本』と『週刊金曜日』が共同で、呉越同舟の講演会を開いたのだから、読者らは驚いたようだ。
だが、『金曜日』の北村肇編集長は冒頭の言葉に続けて「今の大変な時代状況の中、保守も革新もない」と、“両極”が同席する意義を説明した。
テーマは「貧困とテロ、クーデター」。雇用情勢悪化の中、不穏な空気が出ているのでは、との共通認識の下、『日本』サイドから作家で起訴休職外務事務官の佐藤優氏と文芸評論家の山崎行太郎氏、『金曜日』サイドからは作家の雨宮処凛(かりん)氏と評論家で同誌発行人の佐高信氏が思いを語った。
派遣切りに遭い、親にも頼れずにネットカフェで雨風をしのぐ若者たち。だが所持金がなく、その料金が払えず逮捕…。そんな現状に各氏からは厳しい意見が相次いだ。
佐藤氏は「拘置所の食事コストは1食400円台。だが、派遣を切られた人は100円もしないものをやっと買って食べている」とし「これでは罪を犯して拘置所に入ったほうがまし、となる。大企業はまずそのレベルの食事がとれるよう、労働者に保証すべきだ」と述べた。
一方、佐高氏は「右も左も企業への追及が甘い。両者で思想戦ばかりやっていて、その間をぬって企業はのうのうと生きている」と左右の論客による“監視”に注文。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090411-00000116-san-soci
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