「未曾有」の不況の中、新年度がスタートした。大阪府内の自治体でも1日、新規採用職員の辞令交付式などが行われた。緊急雇用対策として、高倍率の採用試験を乗り越えた合格者、深刻な財政難の自治体の採用者、さらに民間の業務経験を生かして採用された職員などが新たな一歩を記した。
事務職員の追加募集が122倍(7人)の競争率となった摂津市では、技術職を含め12人が追加採用された。他市の嘱託だった永田有香さん(27)=千早赤阪村=は「身分が安定してうれしい。仕事の範囲も多くなりやりがいと責任の重さを実感している」と話していた。
12人は22~34歳で、派遣社員やアルバイトが4人、無職2人、新卒は3人、転職が3人だったという。
吹田市は追加募集で472倍を突破した5人のうち、4月採用の3人に辞令を交付した。大阪教育大の新卒で、教員を目指したものの進路が決まらず追加募集を受験、採用された林由希子さん(22)=箕面市=は、市教委教育総務課への配属辞令を受け取り「希望がかないうれしい。子供たちの能力を伸ばす助けになるよう努力しなくては」と気を引き締めていた
自治体財政健全化法で「早期健全化団体」に転落が確実となった泉佐野市には消防職員を除く8人が入庁した。式では新田谷修司市長が「府下で初任給は下から2番目。職員1人が担う仕事の守備範囲も広いが、今の意気込みを大切にしてほしい」と逆境を逆手にとった訓辞。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000609-san-soci
