県内の高校生らが核兵器廃絶を求めて署名を集める「高校生1万人署名活動」のメンバーのうち、今春高校を卒業した16人が15日、長崎市で、平和団体「PEACE89」を結成した。被爆者の体験記録DVDを製作した中心メンバーで、DVDをさらに国内外に広めるのが目的。
メンバーの一人で、長崎西高から東大に進学する草野昂志郎さん(18)は「私たち若者が平和な世界の実現に何ができるか、常に模索し続けたい」と話している。16人のうち6人は県外に出て、進学か就職をするが、県内にいるメンバーは毎月9日に集合。高校生の活動も支援する方針。
DVDのタイトルは「今伝えたい」。製作はメンバーが「高齢化する被爆者の証言を、若い世代の私たちが後世に残したい」と発案した。取材は昨年2月から6月にかけて行い、長崎市をはじめ、広島市や韓国、ブラジルも訪れ、25人の被爆者の証言、計25時間分を収録した。
このうち日本被団協代表委員、山口仙二さん(78)=雲仙市=ら15人の証言を5枚計6時間のDVDに編集。45分のダイジェスト版や英訳版も作った。これをオバマ米大統領ら核保有国の首脳らにも郵送した。【錦織祐一】
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090316-00000016-maiall-soci
