ネットコミュニティを進化させるソーシャルグラフについて考える
「所詮、最後は人間関係だ…」
昔、上司に人脈の大切さを切々と説教されたことがある。もちろん、専門的な業務遂行能力が必要なスキルであることは言うまでもないが、人間関係も大切だ。
ネット上のコミュニティは、実社会とは異質な人間関係が定義される。SNS では「友達」という関係で定義されることが多い。「友達」同士は相互に「友達」関係にあるので、「友達」の「友達」を辿り、人脈ネットワークを構築してゆくことが SNS の醍醐味だ。その人脈ネットワークを可視化する仕組みとしてソーシャルグラフが注目されている。
ソーシャルグラフについては、Brad Fitzpatrick 氏が昨年掲載したページが一番のリファレンス記事になっている。参考にされたい。
ソーシャルグラフが注目されている理由は、単にネットコミュニティ上での人間関係を分かりやすく表示することだけではない。ネットコミュニティには必ず存在する利用者の人間関係を含めた属性の定義を共通化して、様々なサービスに横断的なグラフを構築できる業界環境が整いつつあることと相まって、新しいサービスを生み出すと期待されている。
サービス間で ID の共通化をすすめる OpenID、個人属性の XML 表現の規格統一を図る FOAF(Friend of a Friend)、SNS サービスの API 共通化を推奨する Opensocial など、ネットコミュニティそれぞれが持つ利用者のプロフィールを共有化するプロジェクトが着々と進行している。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000047-inet-inet
