団塊男性の地域デビュー 「会社人」脱皮の年
団塊男性の地域デビュー 「会社人」脱皮の年
■すぐ「地元のため」とは…
団塊(昭和22~24年生まれ)の退職で、この世代が地域で活動の場を求める「地域デビュー」が注目されています。ただ、特に男性は“会社人間”ともいわれただけに、地域活動になじめないなど、進展はいま一つ。今年は団塊世代の最後の年齢層が定年を迎えますが、スムーズに地域参加する秘訣(ひけつ)はあるのでしょうか? (佐久間修志)
「最初はハードルが高かった」。広告会社を昨年退職、高齢者施設を訪問して懐メロを歌うなどの活動に取り組む埼玉県川口市の小谷浩二さん(61)=仮名=は、そう振り返る。
阪神・淡路大震災を見て、地域の重要性を実感。10年以上も前から、地域活動に飛び込んだ。だが、「地域の人たちは、お互いに『カッちゃん』とか呼び合うなじみ同士。急には仲間に入れない。何とか仲間になろうと、平日の活動に参加するため、有給休暇まで取った」と、“地域デビュー”の苦労を明かす。
働き盛りのころ、定年に対する印象は「年金で悠々自適」。だが、自分が定年を迎えると、「年金だって十分ではない。何より『やらなければいけないこと』がぱたっとなくなる。これは結構、つらいこと」と感じている。
「自分たちの世代は、会社の喜びが自分の喜び。会社がなくなると、立ち止まってしまう人が多いのでは」と話す小谷さん。「退職した団塊世代の方があちこちの講座に参加するのも、そうでもしないと、自分の1日に、価値を見いだせないからではないでしょうか」
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090101-00000010-san-soci
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