自動車減産、下請け影響深刻
自動車減産 九州にも打撃 派遣、下請け影響深刻 「底見えない」不安隠せず
九州の自動車生産に急ブレーキがかかっている。米国発の金融危機が実体経済に打撃を与え、世界中で自動車販売が激減しているからだ。トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)が派遣社員約800人との契約を解除するなど影響は雇用にも波及。自動車産業に浮揚を託してきた地域は、先行きに不安を募らせている。自動車産業をめぐる地域の現状を探った。
「車が売れなくなった。派遣の方には辞めていただきます」
今年7月上旬、トヨタ九州宮田工場の生産ラインで仕事をしてきた宮若市内の男性(25)は突然、工場側から告げられた。
男性は新婚1カ月の2005年3月、派遣社員として働き始めた。妻(25)も「安定した大企業」と喜んでくれ、2人の子宝にも恵まれた。
給料は、入社から退社までの3年半据え置かれ、ボーナスもなかった。待遇には満足していなかった。だが派遣会社の「正社員登用の道もある」という言葉を信じ、我慢してきた。
「ついこの間まで残業や休日出勤していたのに、一転して解雇。派遣社員の無力さを感じた」
退社から半月後、別の会社に正社員で採用されたが、職場環境になじむことができない。転職も考えているが、不況の中、希望する就職先はまだ見つからない。
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下請けの打撃も深刻だ。
エンジン用などのパイプ部品を製造する酒井製作所(福岡県宮若市)は08年8月期、過去10年で最高の売上高8000万円を計上したが、09年8月期は4000万円に半減する見込みだ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000012-nnp-soci
